GIGA・MANGA 江戸戯画から近代漫画へ
¥2,530
【「第62回 全国カタログ展」で日本マーケティング協会賞(銀賞)を受賞しました!】
いまや世界共通言語となった日本の漫画=MANGA。その起源には、様々な説があります。本展監修者で漫画・諷刺画研究家の清水勲氏は、江戸時代の諷刺表現である戯画を、現代日本で認識されている漫画的な表現の出発点としています。
幕府の改革、幕末の動乱、近代化、社会の矛盾や事件、庶民の日常など、浮世絵の「戯画」は様々な事柄を時にユニークに、時に辛らつに伝えました。そして明治になり、新聞や雑誌など近代的ジャーナリズム媒体の誕生と共に「戯画」は挿絵へ、そして漫画へと姿を変え、漫画雑誌が刊行されるに至り、大衆が楽しめる新しい絵画表現として確立しました。
展覧会では、江戸時代の浮世絵版画から明治・大正時代の諷刺漫画雑誌、昭和戦中期の子ども漫画までの、日本の漫画の変遷を紹介します。
公式図録では全321点の作品をカラーページに掲載し、全解説を付けたボリュームたっぷりの一冊です。監修者・清水勲氏の論文や日本の漫画の歴史を一覧できる年表など資料性も充実。
遊び心あるこだわりのデザインにもご注目ください。
仕様:全284 頁(並製/縦257x横195mm)
展覧会情報
2020年7月4日(土)-9月6日(日) 東北歴史博物館 閉幕
2020年9月19日(土)-11月8日(日) 北九州市立美術館本館 閉幕
2020年11月25日(水)-2021年1月24日(日) すみだ北斎美術館 閉幕
2021年4月24日(土)、5月12日(水)-7月18日(日) 神戸ゆかりの美術館 閉幕