ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美
¥2,343
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2015年に開催さいた「ボッティチェリとルネサンス フィレンツェの富と美」の公式図録です。
15世紀、花の都フィレンツェでは、メディチ家をはじめ銀行家の支援を受け、芸術家が数々の傑作を生み出していきました。サンドロ・ボッティチェリ(1445-1510)の美に代表されるフィレンツェのルネサンスは、フィレンツェ金融業の繁栄が生み出した文化遺産といえます。
展覧会では、ヨーロッパの貿易を支配し、ルネサンスの原動力となった金融業の繁栄と、近代に通じるメセナ活動の誕生を、フィレンツェと運命をともにしたボッティチェリの作品17点(工房作などを含む)をはじめ、絵画、彫刻、工芸、資料など約80点によって浮き彫りにしました。
公式図録では、展覧会の目玉作品である《受胎告知》を折り込みページでワイドに収録。全図とクローズアップで紹介した豪華版です。展覧会のメインテーマでもある経済と芸術の関係をフィレンツェの歴史を通じて詳しく解説しました。フィレンツェの地図や関連年表を収録。本展の出品作品はもちろんのこと、《春》や《ヴィーナスの誕生》などボッティチェリの代表作や、解説で言及されている参考作品にいたるまで図版を豊富に掲載しました。装丁にあしらわれたモノグラムは、出品作品でもある鍵をモチーフにデザインされたものです。
展覧会情報
2015年3月21日~6月28日 Bunkamuraザ・ミュージアム 終了