マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展
¥2,547
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「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」公式図録です。
軽くてしなやかな「デルフォス」(繊細なプリーツを施した絹のドレス)で一躍20世紀初頭の服飾界の寵児となったマリアノ・フォルチュニ(1871-1949)。彼の邸宅兼アトリエを美術館として公開しているフォルチュニ美術館(ヴェネツィア)の全面協力のもと、展覧会では、フォルチュニ芸術の真骨頂である絹地のドレスやコートなどの服飾作品を軸に、絵画、版画、写真、舞台関連作品、彼が蒐集した日本の染め型紙を含むデザイン関連資料等を総合的に展観します。
グラナダで生まれ、ローマとパリで育ち、ヴェネツィアで制作して成功をおさめた彼の生い立ちから多彩な創作活動まで、近年世界的に注目されている総合芸術化・デザイナーの全貌に迫ります。
公式図録は全298ページ、巻頭グラビア8ページでヴェネツィアのフォルチュニ美術館の館内の様子を収録。論考や作品図版はもとより、フォルチュニに関する染織・服飾用語集、略年譜など、資料性の高い充実の1冊です。
序章 マリアノ・フォルチュニ ヴェネツィアの魔術師
第1章 絵画からの出発
第2章 総合芸術、オペラ ワーグナーへの心酔
第3章 最新の染織と服飾 輝く絹地と異国の文様
第4章 写真の探求
第5章 異国、そして日本への関心と染織作品への応用
終章 世紀を超えるデザイン
展覧会情報
2019年7月6日~10月6日 三菱一号館美術館(東京・丸の内)