墨魂の昴―近代書道の人々
¥3,000
第70回毎日書道展特別展示「墨魂の昴―近代書道の人々」の公式図録です。
現代書の発展とともに歩んできた毎日書道展は、第50回記念展で戦後の書人の軌跡を辿った「墨魂の巨匠―現代の書50年」を開催し好評を博しました。
本展は、明治150年の節目の年に、その続企画としてさらに歴史を遡った明治維新から終戦までの80年に焦点をあて、近代の書の実像に迫ろうとする趣旨の特別展示です。激動の時代を生き、近代書道の礎を築きあげた書の巨人64人の作品を[Ⅰ.文人・政治家・宮家、Ⅱ.漢字、Ⅲ.かな、Ⅳ.篆刻・刻字]の4部構成でご紹介します。
出品作家:
西郷隆盛(南洲)、副島種臣(蒼海)、富岡鐵齋、中村不折、三輪田米山、中林梧竹、巌谷一六、日下部鳴鶴、西川春洞、比田井天来、豊道春海、多田親愛、阪正臣、大口周魚、小野鵞堂、田中親美、尾上柴舟、中村蘭台(初世)、河井荃廬 ほか
全167ページ、A4変形判(296×225㎜)、カラー図版
現代書の黎明期の作家を網羅する保存版図録です。
◆展覧会情報
2018年7月11日~8月5日 国立新美術館 終了