「小川晴暘と飛鳥園 100年の旅」図録
¥2,750
写真家・小川晴暘(1894-1960)は、奈良を中心に国内各地の仏像を撮影したほか、東洋美術の研究にも熱中し、中国の雲岡石窟、韓国の石窟庵・仏国寺、カンボジアのアンコール・ワットなど、アジアの文化遺産の調査・撮影も積極的に行いました。
黒い背景に仏の姿を浮かび上がらせる晴暘の仏像写真は、それまでの記録や資料という枠を超え、芸術の域にまで昇華させる画期的なものでした。
2022年に創立100年を迎えた「飛鳥園」の歩みを振り返る本展は、小川晴暘・光三親子の写真作品を中心に、晴暘が遺したスケッチや拓本、『東洋美術』などの資料も紹介します。
図録では、本展の出品写真を全点カラーで紹介。
息を呑むような美しい仏像写真の世界を、ご堪能ください。
仕様:A4変型版、無線PUR並製本、120ページ
デザイン:市川慎也
発行:求龍堂
■展覧会「小川晴暘と飛鳥園 100年の旅」
2024年4月20日(土)~6月23日(日):奈良県立美術館
2024年7月6日(土)~9月1日(日):姫路市立美術館
2024年9月11日(水)~11月24日(日):半蔵門ミュージアム
2024年11月30日(土)~2025年1月26日(日):パラミタミュージアム